仕事はできて半人前、教えられて一人前。
部下とのコミュニケーションにおいて、管理職からよく聞くのが
「ちゃんと指示しているのに動きが遅い」
「任せているが何も報告が無く進捗状況が全くわからない」
「仕事に対してのヤル気が見られないし感じられない」などのお悩みです。
またこの逆も然りで、部下が
「○○部長は話が合わず相談しづらい」
「どうせ後出しじゃんけんの様に後で直されて注意だけされる」
「何をやっても否定され結局全て直される」
といったことを吐露します。
こんな関係性では、お互いに信頼が築けず不幸な結末になりますよね。(´;ω;`)
何故このような状況に陥るのかというと、管理職側は部員に対して、部員は管理職側に対して
理解出来ない要因が大いにあると双方が考えているからです。
複雑なのはそれらの考えに
= 悪意から生じてるの訳ではない =
という点です。
今回は管理職の部員に対してのマネージメントにフォーカスして、善意が報われる2つの
独立した軸でご自身の診断に充てていただけると幸いです。
【目次】
- 2つの独立した能力
- 想像以上に大事な『観察力』
- まとめ
★2つの独立した能力
まずはタイトルを見てみてください。↑ ↑ ↑
「理解する能力」と「理解してもらう能力」は根本的に違うんですよね。
理解する能力は感覚的なもの(センス)や経験が主になるもので、感覚(センス)が良ければ事足りてしまうものですが。
それを人に教える能力は感覚(センス)だけでは足りないんですよ。
実際に人に教えたことがある人ならば解ると思いますが、理解するより理解してもらう方が
格段に難しい事なんです。
自分が経験し覚えて得た感覚的な流儀を相手に理解出来るように言語化して、アウトプット
しなければならない。そのプロセスの流れで自分自身も理解を深めることができたりして、
人に教えられたり伝えられて初めてその知識が自分のものになってゆくんですよね。
★想像以上に大事な『観察力』
人に教えられるという事は自分本位ではなく、相手本位にならなければ出来ないことで、
それは思っている以上に『観察力』が必要とされています。
観察力とは人の思考や行動などを読み取る目、その人を理解し受け入れる力。その人と同じ
立場になって、その人が見ている景色や考え方を共有することによって、自分の見ている景色
も相手に共有できることができるわけです。
=相手を知る『観察力』がなければ人に教えることは難しい=
その力がない人が自分本位な教え方をして、
『何故、理解できない?』とキレてみたり『察しろ!』と放棄してみたり…
自分に教える能力が無いことを棚上げして、その人の理解力のなさを責め立てる。
厳しめに言わせてもらえば、要介護上司になってしまうということですね。
仕事が出来ただけで、仕事を学んでこなかった人の末路とでも言いましょうか。
指導者、指揮者として無理ならば、「イチ労働者」としか価値はないです。(__)
部下の心意気は、上司だからと言って遠慮せず、プロジェクトがスムーズに行くのであれば
立っている上司でも使うくらいの情熱と信念、気合が欲しいものです。
★まとめ
「仕事を教える側」と「教わる側」には、2つの異なる能力が有るのだと理解しましょう。
どちらも悪意ではなく、むしろ善意から生まれています。
【「相手にとって良かれ」と考えて自分本位で発言してしまう】
2つの能力がある事を理解していなければ指示や発言が部下にはチンプンカンプンで
不毛な時間と生産性の無い時間が過ぎる事が多く長引きやすくなります。
ぜひ管理職の方々は、「私の指示を理解てくれないし動きが遅い」と捉えるのではなく
「指示が分かりずらく曖昧な上、今の環境でどう動いて良いのか躊躇している」という、
部下の無言のメッセージに気付き、相手本位に考えて普段の伝え方も少し替えてみるなど、
一旦思考チェンジして見直してみてください。
それだけで、
= 部下の動き方は変わります =
上記の様な思考を少しずつでも実践して頂く事で皆様の職場が軽やかになり、生産性の向上の
お役に立つ事が出来れば幸いです。
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