2 February

はやい、はやい!さらに、さむい、さむい!2月がはじまりましたね。


年末から年明けにかけて、体調を崩された方も多いのではないでしょうか。具合が悪くなると、健康を気遣うようなところがありますが、日ごろから体調管理をしていきたいですね。何より体調が悪いと気持ちまで不調になりがち。私は「体調の悪いときには、悩まない」というルールを持っています。そうすると、「ひとまず寝ようか」となり、体調が快復したら、「どうぞ存分にお悩みください」と言ってあげられるでしょ。(笑)

そして元気がでたら、運動するのが1番です!


いきなり、身の丈に合わない運動をはじめては逆効果ですが。自分の身体と折り合いをつけながら、ストレッチやウォーキングなどで、凝り固まった身体をほぐして血のめぐりをよくしましょう。そうすると、頭の中もスッキリ!して、新しいアイデアや閃きが舞い込んでくるかもしれません。さらに、心も開きますからこんなにお得なことはありませんね。


また、コミュニケーションにおいても自分のコンディションを整えることは、とても大事なことです。自分にとっても、相手にとっても。(^▽^)/


コンサルでお世話になる企業さまから、よくこんなお悩みを聞きます。


「うちの社員は、何度言ってもわからないし、成長しないんですよ」「もともと資質がないのかもしれない」「失敗から学ぼうとしないんですよ、今の若い〇〇は…、」と、けんもほろろに(;´д`)。


そこで今回は、管理職に必要なスキルの1つでもある『命令と指示』の伝え方について、一緒に考えてみましょう!



では、管理職の方に質問です。あなたは、人から命令されたり、答えを先出しで与えられたことに、軽やかに動けますか?


ちなみに、私は「ノー」です。


今、部下を思い浮かべて、「そうは言っても、〇〇が出した答えより、私が与えた答えのほうが正解だ。そのほうが商品が売れる。私の言う通りにしておけばいい!」と考えた方もいるでしょう。たしかに上司のほうが経験もあって、「正解」の近くにいるかもしれません。でも、その正解を与えられた部下は動けるでしょうか。


もし動けなければ、成果はゼロです。


たとえ部下自身が出した答えがあなたにとって不完全な答えでも、前進すれば、それはゼロよりはるかに大きな成果です。なぜなら、そこでの小さな「成功体験」が自信を生み、次の行動につながるからです。


「正解」よりも「ほんのちょっとの前進」です。


ここでのポイントは、相手をヘルプするのではなく、「サポート」すること。


たとえば、子どもたちがバドミントンをしていて羽根を高い木の枝に引っ掛けてしまったとします。ヘルプは、木に登ってそれを取ってやることです。その行動のベースには、「取ってやらなくちゃならない。なぜなら、キミたちはその力がないから」という気持ちがあるのです。

これが続くと、子どもたちは「どうやって取ろうか」と知恵を絞る習慣から遠ざかっていきます。能力があっても考えなくてすみ、行動せずにすむのはラクですものね。それが続くと面倒なことよりもラクなのが一番!と思うかもしれません。やがては、いつも「依存してしまう」体質へ。


でも、取ってもらったところで、子どもたちは嬉しくないかもしれません。「自分で取りたかった」「木を揺らして取りたかった」「誰かを肩車して取りたかった」など工夫してみたかったかもしれないですよね。


できないかもしれないけれど、トライしたいことをいくつか思いついたことでしょう。


知恵を出してやってみると、最初の方法がダメだったとき、次の方法に熱意がわきます。

それが学びであり、それを引き出すことこそ「サポート」なのです。


私もつい、老婆心ながら「ヘルプ」をしては、反省する日々です。人材育成において『人を動かす』という視点を、見失わないようにしたいものです。


今月も前進あるのみです!「えい、えいおーー‼」


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