企業理念の重要性
唐突ですが、こちらの調査結果をご覧ください。
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《やりがいのデータ》
日本・中国・米国・タイ、4カ国の30~50代の働き手を対象に「今の仕事に働きがいを感じますか?」と調査したところ、欧米の7~9割が「YES」に対して、日本は4割という少なさだった。
出所 : 日経リサーチ「労働環境、やりがいに関する4ヶ国ビジネスパーソン調査」より(2024.10月~12月)
こんなに暑い中、寒い中働いて、働きがいを感じる日本人のなんと少ないことか…。人材育成を担うソリッドコミュニケーションとしては、残念な気持ちでいっぱいになりました。(T_T)
これでは良くない!これは誰の罪でしょうか?はっきり言って、
\\ 経営者の罪 //
です!!!!🔫💥
今回は、人材資源を最大化するために組織が大切にしなければならないことについてお話します。最後まで読んでいただき、お役に立てていただけると幸いです。
【目次】
- 経営者の務め
- 従業員のエンゲージメント(会社に持つ愛着・貢献意欲)
- 目指せ!最強チーム
1.経営者の務め
当たり前ですが、ダントツにリーダー(トップ層・経営者)が最大の要だということです。
タイトルに掲げた“企業理念”や“事業への想い”を、貴方は一緒に働くスタッフに対し、想いを込めて、かつ分かり易く言語化できている、又は伝達できているでしょうか。
当然、ご自身が立ち上げた会社なのですから、熱い想いを持っていらっしゃることでしょう。しかし、企業には部下や従業員にまで浸透できていないところが多く存在します。
従業員数が多ければ多いほど、その“企業理念”の伝達は薄れてしまっているのが現状です。
私たち(ソリッドコミュニケーション)は、企業が「自分たちはこのような会社だから、こういう人に集まって欲しいと名乗れている状態」が正しいですし、「その指に止まれて同じものを社員と一緒に目指すというのが、一番健全である」と考えます。
特に企業理念や経営理念というのは、採用活動ではアナウンスすることが重要です。なぜならば、当社の経営理念は何か?求めるミッションは何か?バリューの定義とは何か?といった、自分たちを表現する言葉をホームページなどを見ても、詳細に“言語化”出来ていない会社が多く見受けられるからです。
“企業理念”と“キャッチフレーズ”とでは大きく異なります。
例でいうと「世界を幸せにする会社」「地域に愛される会社」「ワクワクする会社」等と記載されている企業はどんな“企業理念”を持っていると貴方は思いつくでしょうか?
もし当該の従業員が取引相手の方に「何の意味で、どんな理由?」と聞かれた際、胸を張って自社の“キャッチコピーに込めた想い”が説明出来て、尚且つ“企業理念”や“事業への想い”を取引相手様にお伝え出来れば最高な同志だと思いませんか?
それは社員ばかりでなく、大切なお客様にとっても信頼への第一歩になりますよね。自分たちは何者で何を提供したくて、どういうミッションでどういうカルチャーなんだと、しっかり名乗っているものがあるからこそ、それに沿って物事を発信したり、それに沿ってイベントを考えたり、それに沿ってあらゆる決め事がされ意思統一が出来ているわけですから。
私たち(ソリッドコミュニケーション)は、コンサルティングをする上で,
\\ 言語化する //
ということを大切にしています。
ここで慌てないで聞いていただきたいのは、“企業理念”についてどのように伝えたらいいのかわからないという経営者は、貴方だけではなく大勢いらっしゃるということです。たとえば、
- M&Aを重ねて異文化交流したときに、会社全体を1つの文化・言葉でまとめたい人。
- 世代が交代して先代(創業者)の想いや言葉を引き継いで、自分の言葉で表したい人。
- まだ小さい会社だが、ここからギューッと伸びるために今一度言葉を定義して想いを共有したい人
- 上場前にMVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を再設定して、パブリックな会社として株主に伝わりやすくしたい人。
など、迷える子羊からのオファーが散見されます。
「では、どうしたらいいの?」と思いますよね…(¯―¯٥)
こうなってしまう背景には、主観が勝ってしまうので社内でやるのがムリだからです。
つまり、客観的な評価や言語化のプロとして、たくさんのケーススタディを持っている私たち(=ソリッドコミュニケーション)が、お手伝いをさせていただくことによって、正しい方向にまとまると信じています。(※ご依頼お待ちしております)
2.従業員のエンゲージメント
どれだけ優秀な人材がそろっていても、エンゲージメント(会社への愛着・貢献心)が低いと、成長実感も沸かないので発揮されるパフォーマンスも下がってしまいます。結果、転職(離職)につながってしまうケースが、イタいですよね。(T_T)
まずは経営者の会社に対するメッセージからはじまり、言語化した企業理念を抽象的なところから具体的なところまで示します。
『なぜこの会社を立ち上げたのか?』『なぜこの商売なのか?』『なぜこの会社が必要なのか』を伝達する事で、“会社の事業目的”を明確にし、同志となるスタッフに方向性を示す事が出来るのでないでしょうか。
その経営者の“事業への想い”を得た社員は、その想いに対して貢献しようと“自発的なやる気”が芽生えるのだと思います。そして、自分のすべき仕事に精進し、そこで得たキャリアを駆使し大きな仕事をしたいと意欲が湧き業務のステップアップ化が見られると思われます。
そうすることで社員は、やりがいを感じ、どこへ向かっていくのかが示されることで、ロイヤリティが高くなって、チーム力も上がり離職率も下がる。
そして経営者は、夢の実現に近づける。(-ω☆)キラリ …という、お互いにハッピーな土台が築けるのです。
3.目指せ!最強チーム
ここまで読んでいただけたあなたには、もうどのようなチームが理想なのかがおわかりいただけていると思います。
いい商品もいいサービスも、いい組織を土台にしか成り立たないのです。
同じ志を持って、同じ文化を持った人が、精一杯働いて成果をだそうと一丸になること。
\\ 合意形成されているチーム //
が、最も強い!ということです。
是非、人材資本を最大化するためにも、働きやすさだけの組織になっていないか?再確認してみてくださいね♪
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