12 December

今年は秋をすっ飛ばして、いきなり冬へ突入!ですね。(ー_ー)!!

12月のスタートです。バタバタと焦る気持ちに追い打ちをかけるかのように、秒で毎日が過ぎていく師走💨。

また一年の疲れがドッ!と出て、体調を崩しやすい時期でもあります。そ、そ、それに加えて普段の何気ないコミュニケーションにも変調が起こりやすくなるのはわたしだけでしょうか……ね。


そう、、

\ \  夫婦喧嘩  / /


「ちりも積もれば山となる」とは言いますが、日ごろのうっぷんが一気に爆発!するのも、年末や年明けに集中するような気がしています。

きっと、一年を振り返ってこれから先のことをお互いに話し合う対話の時間が増えるからなのかもしれませんね。

前回、オトナの話し方には要約力が大事だとお話しました。要約することは、相手の話の意図をまとめるだけだから、もともと感情とは関係していません。…が、相手に寄り添わなければできないから、そこに親愛の情が込められているんですよね。

夫婦喧嘩などで「結局、あんたの言いたいことはこういうことでしょ!」と売り言葉に買い言葉のように要約することもありますが、これは本筋ではありません。ふつうは相手の感情を理解し、距離を縮めるために行います。そうすれば、相手から「あぁ、わかってくれているな」と思われるようになる。……のですが、そもそも夫婦というのは距離感が近いために、なかなかうまくいかないのが痛いところです。^^;)


余計な対立点をつくらないのがオトナの会話


相手の感情を読むこと自体は、さほど難しくないのです。当然ですが、表情や口調を観察していればわかりますよね。にこやかに話しているときと、皮肉っぽく話しているときとでは、明らかに様子が違うはずです。そこで大事なのは、聞く側としてのリアクションです。


感情を理解してもらえると心は落ち着く


以前、コンサル先の会社で社員の方が、あるプロジェクトについて意見を求めてきたことがありました。

「〇〇部長はこうおっしゃっていますが、どうでしょうか?」最後の


「どうですかね?」

のイントネーションだけで、この社員の方がその部長の方針に異を唱えたいらしいことはピン!と理解できました。恐らくわたしにも同調してもらい、できればわたしの口から説得して、翻意を促してもらおうという意図だったのでしょう。

このとき、わたしとしては「アナタはその方針に反対なんですね」とストレートに聞くこともできましたが、それは

大人げない。

部下である立場上、明確に答えられるはずはないからです。その代わりに、わたしはとりあえず次のように答えて社員の方に同調しました。


「たしかに、ちょっと行き過ぎ感もありますよね」

それに加えて、

「でも、〇〇部長は恐らくちょっと冒険してみようと思っていらっしゃるんですよね」

と同意を求めました。すると社員の方も、


「それはそれでおもしろいですけど、外してしまうかもしれないし…」

とつぶやきました。この時点で、わたしと社員の方の間には、おもしろさを選ぶならその方針に従い、無難さを選ぶならブレーキをかけるという共通理解が生まれたのです。社員の方も、「その方針に絶対反対」というわけではなくなったらしく、安心した顔で部屋を出て行きました。


結果がどうであれ、こうしてわかり合えること、また自分の感情を誰かに理解してもらえたと思うことで、心は落ち着くのでしょう。(^^)


まとめ


今回は夫婦喧嘩の話(個人的な事例で申し訳ありません。(_ _))から、聞きながら相手の感情を把握することの重要性を振り返りました。大事なことは、相手の様子を観察しその声に耳を傾けること。そして"爪"は隠し、あまりストレートな言い方は避けて、できるだけ聞き役に回るのがポイントです。それだけでも、相手の気持ちはずいぶん救われると思いますよ。


一年の計画を振り返るのと同じくらい、大切な人とのコミュニケーションの基本についても振り返ってみましょう!


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