話し合いにならない。

上司が部下と『1on1』の場で、または会社と取引先の商談の場で、あるいは会議の場等でよくあるシチュエーションの話です。私の周りでも散見される何かと脱線しお互いが勘違いした話し合いについて、今回は、よくある事象と改善案を併せてお話しさせて頂きます。最後まで読んでいただきお役に立てると幸いです。


【目次】

  1. そもそも「話し合い」とは
  2. 改善するための2つの要素
  3. まとめ


1.そもそも「話し合い」とは


話し合いって、どちらの主張が正しいのかを決める果し合いの場じゃなく、歩み寄るためにするものだったり、妥協点を探すきっかけだったり、相手を理解する良いタイミングではと思います。ここまでなら譲れる、こうなら譲れる、というポイントを探したり、そんな背景があるなら許せるな、どうサポートしようかな?を考えるもの。自分の価値観でジャッジだけするのは、ただの戦さであり論争です。

なにも大きな会議の席だけでなく、地域の会合だったり、コミュニティの集まりの場や夫婦間にだって日常的に発生しますよね。この、


\\ 日常的に… //

というところが厄介なんです。その場にしっかり事前準備をして臨まれる人も勿論いますが、8割の人は出たとこ勝負で無防備に今までの価値観や経験値を武器に、闘志むき出しの参加をしているわけです。(例えるなら、ボクサーがリングで相手の階級を知らず素手で挑むようなものですね。笑)

職場であれば、上司が部下に「〇〇さん、ちょっといいかな」と声をかける場面を想像してみてください。部下の立場で聞くと、、


めっちゃ、怖いですよねー!!


だって突然ですから。何の下準備もないわけですからね。

その部下が素手で向かっていけるのは、日頃の上司との信頼関係があれば問題無いですが、関係性が築けていないのであれば、その上司は良い話をするのか、または悪い話をするのか、どんな情報や武器を眼の前に持ってきて、どんな仕打ちをされるのかが全く想像出来てい無く、呼び出された部下はボコボコに立ち直れない程の仕打ちを受けるのかもと最悪の状況を想像してしまうので、何も思い当たることが無いとなると逃げ出したい位の不安を抱えるかもしれません。(泣)

つまり、人間は突然起きることへの耐性に弱いモノなのですよ。それは特別なことではなく誰もが持つ本質で、全く前後の情報が無いと尚更です。(この私だってビビリますから)

大事なことは、この本質を理解した上で話し合いができるか?ということです。



2.改善するための2つの要素


では、どうしたらお互いにとって気持ちの良い建設的な話し合いができるのか?コミュニケーションの観点からご提案します。

  1. 向き合う力を意識する。
    先ずは言いたいことを「言い放つ」のではなく、相手から議題への意見・意思を「聴く」ことです。議題を提示し、相手の疑問や相違点をお互いに認識する事を探るのがポイントです。何が違うかというと、相手の背景を理解出来ていない状況で、自分と同じ背景に当てはめて理解せず聴き続けることは危険です。先ずは当方の議題を提示した後に相手の意思を聴き、何故その意向に行き着いたのかの背景を推測するのが適切です。また自分の背景などを相手に伝わっていなくでも、自分の心は素直に開く事が大切であり勇気が要る事でもあります。これこそが向き合う力であり、コミュニケーションの基礎にもなります。
  2. 問いを立てる力を鍛える。
    答えより問いの方が100倍大事なんですよ。何故ならば、問いの数は相手への好奇心の数であり、問いの数は面白さの発見の数。なんなら問いの数は許容の豊かさの数だと言えます。つまり、相手のことを「もっと知りたい!」「もっと理解したい」「より伝わるにはどうしたらいいのか?」と思いを馳せれるからです。(好きな相手のことは、より知りたくなるし自分のことも理解してもらいたいと思いますよね)
    コツを言うなら、

    \\ 必ずセットで逆説を問う事から習慣付ける//

    のはオススメです。
    例えば、「体に良いものは何か?」と自分に説いたら、次はその反対=体に悪いものは?と考える様に。「私はこう思う」と感じた次の瞬間には、相手はどう受け取った?と考える。必ず反対側もセットで思考することが習慣になると同時に同期できることの1つでもあります。


3.まとめ


なんで理解してくれないんだろう?何故 私を分かってくれないんだろう?と考えるのではなく、「どの様な言い方や言い回しが相手は理解しやすく、相手の状況を汲み取って話合えるのか?と考えるようにし、必ず相手の逃げ道は作っておくのはがベストです。また逆説で養った幾つものシュチエーションを想定し、会話の幅を広く持った上で話し合いに挑めば、心の余裕が出来ると思います。苦悩する前にコミュニケーションのトレーニングを日々 習慣付けて問題解決しようとする事が私は大事だと実感しています。分かってもらえないのではなく、分かってもらえる努力をしていないのかも?と問うだけで、人間関係は好転すると自負しています。

(例外はありますが)コミュニケーションは自責ですから。



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